旬ものレシピ 菜の花

キャベツ

江戸時代まではもっぱら菜種油を搾るためだけの植物でしたが、明治時代に入って菜の花も“文明開化”して西洋種が導入され、観賞用、食用にも用いられるようになりました。食用にするのは開花直前の若いつぼみと茎葉です。これを特に菜花(ナバナ)とも呼びます。

菜の花は、夏から秋にかけて葉や茎や根に蓄えた養分をもとに冬を越え、さらにその養分を力に早春に芽を出します。菜の花が八百屋の店頭に並ぶと、もうすぐ春です。
菜の花の栄養素で特徴的なのは、ビタミンCが多いこと。洋種ナバナはゆでた場合でも、ホウレンソウの約3倍、ニラの5倍もあります。ビタミンCは白血球の働きを強めて病気に対する免疫力を強化し、皮膚に対してはメラニン色素の沈着を防ぎ、コラーゲンを作る働きを促進します。さらに緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンも豊富です。また、他の野菜には少ないタンパク質が多く含まれているため、コクのあるうまみを楽しめるのも特徴です。
こうした栄養素を十分に生かすには、さっとゆでること。ゆで過ぎるとせっかくのビタミンCが減少してしまいますし、持ち味のシャキッとした歯ざわりも損なわれます。数秒で引き上げるか、湯通しする程度で大丈夫。真っ青にゆで上がり、時にはつぼみの中にある黄色い花も鮮やかに仕上がります。
菜の花は独特の香りと苦味が身上です。おひたしはもちろん、カラシ和え、ワサビ合え、一夜漬け、サラダなどでもどうぞ。

菜の花と豚肉の炒め物

キャベツ
◆材料◆(4人分)
菜の花 1束(200g)
豚バラ薄切り肉 200g
ゴマ油 小さじ1〜2
塩 少々
コショウ 少々
  • 作り方
  • 1.菜の花は塩ゆでして冷やし、水気を絞る。4cm長さに切る。
  • 2.豚肉は3〜4cm長さに切る。
  • 3.フライパンにゴマ油を熱し、豚肉を強めの中火でよく炒め、塩、コショウで味付けし最後に菜の花を加える。

菜の花のスパゲティー

キャベツ
◆材料◆(4人分)
スパゲッティー 240g
しめじ 200g
菜の花 1束
きざみのり 少々
オリーブオイル (サラダ油でもよい) 少々
塩 少々
あらびきコショー 少々
わさび 大さじ2
醤油 大さじ2
  • 作り方
  • 1.スパゲッティーをゆがいて、ざるにうつしオリーブオイル又は、サラダ油をまぶしておく。
  • 2.しめじは、いしづきを取ってほぐす。
  • 3.菜の花は、かために塩ゆでして冷やし、水気を絞る。4cm長さに切る。
  • 4.オリーブオイルを入れたフライパンをよくあたため、しめじを入れ塩、あらびきコショーでかるく味付けし、さっといためる。
  • 5.「4」にスパゲティーと菜の花を入れ、塩、あらびきコショー、わさび、醤油で味付けする。
  • 6.皿に盛り、きざみのりをのせる。

菜の花のかきあげ

キャベツ
◆材料◆(4人分)
菜の花 1束(200g)
ちくわ 1本
紅しょうが(千切り) 少々
揚げ油 適量
塩 少々
卵白 1個分
小麦粉 80g
酒 1/3カップ
冷水 1/3カップ
  • 作り方
  • 1.菜の花は洗って、水気をキッチンペーパーでよくふきとり半分の長さに切る。
  • 2.ちくわは、たてに4等分に切り3cmの長さに切っておく。
  • 3.ボウルに卵白を溶き、酒と冷水を加えてのばす。小麦粉を加えてさっくり混ぜて塩でかるく味付けする。
  • 4.「3」の中に菜の花・ちくわ・紅しょうがを入れて160度ぐらいで揚げる。