ディスクロージャー2015
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110   金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。2.金融商品の時価に関する事項 ⑴ 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等   当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず⑶に記載しています。 ⑵ 金融商品の時価の算定方法 (資産)  ① 預金    満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円LIBOR・SWAPレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。  ② 有価証券    株式は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格又は取引金融機関等から提示された価格によっています。また、投資信託については、公表されている基準価格によっています。  ③ 貸出金    貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。    一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円LIBOR・SWAPレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。    なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、元利金の合計額をリスクフリーレートである円LIBOR・SWAPレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定しています。    また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除し(*1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金109,822千円を含めています。(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。(*3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。(単位:千円)貸借対照表計上額時   価差   額預金145,515,290145,354,691△ 160,599有価証券9,288,5819,322,44333,862  満期保有目的の債券2,865,4702,899,33233,862  その他有価証券6,423,1116,423,111-貸出金(*1)77,680,719  貸倒引当金890,197  貸倒引当金控除後(*2)76,790,52279,332,5282,542,006経済事業未収金3,138,9983,138,998  貸倒引当金134,176  貸倒引当金控除後(*3)3,004,8223,004,822-資 産 計234,599,215237,014,4842,415,269貯金236,615,336236,520,379△ 94,957借入金88,32489,9521,628経済事業未払金5,327,3575,327,357-設備借入金403,160403,160-負 債 計242,434,177242,340,848△ 93,329

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