ディスクロージャー2015
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12正に努めました。堀江選果場では、キウイ棟屋根の防錆対策として塗装工事を実施し、施設の延命化を図りました。冷蔵施設については、老朽化が著しい中山集荷場野菜予冷庫の冷却設備機器の更新工事を実施しました。また、冷蔵庫管理簿や運転記録簿を作成し稼働冷蔵庫の集約や職員技術者による施設の定期巡回メンテナンスを実施し保守管理費の削減を図りました。●購買部<資材課資材部門> 資材部門については、生産者の高齢化や後継者不足に伴い増加傾向にある耕作放棄地など農業を取り巻く厳しい環境が続くなか、農薬・肥料の取扱高は前年度の消費増税対策による偏った供給を取り戻すことができず事業計画を大きく下回ることとなりました。 荷造資材においては、夏場の長雨による日照不足と冬場の風雪害などの天候不良や柑橘が裏年であったことの影響から、青果物正品出荷が減少したため計画を下回る結果となりました。 また、生活の取扱いについては、青果物の出荷量減少や冷夏に伴う愛飲ジュースの数量減少など食品が伸び悩んだところを、電化ショーや生活展の開催、各支所で耐久消費財展示などに取り組み需要を補ったことで、取扱高は計画を上回りましたが食品の減少により利益については計画を下回る結果となりました。<資材課観光部門> 観光事業については、一般客を巻き込んだ特別企画を提案し、売上高は計画以上となりましたが、利益については計画を下回る結果となりました。<燃料課石油部門> 石油事業については、原油価格の乱高下により市況価格も変動が激しく、上期、下期で収益確保に差がでることとなりましたが、売上高については、店頭価格の急激な値下がりにより計画を下回りました。利益については、油外商品販売への積極的な取り組みにより、計画を上回る結果となりました。また、各SSではサービスデーを実施し数量確保に努めました。<燃料課ガス部門> ガス事業については、冷夏の影響から使用量が増加したことや、CP価格の値下がりにより仕入価格も低下したことから、売上高、利益共に計画を上回る結果となりました。また、電化や他エネルギー対策として、燃料転換、ガス器具販売に取り組みました。<農機自動車課自動車部門> 自動車事業については、エコカー人気が継続されるなか、各メーカーが軽自動車の新型車種を投入したことで、軽自動車の需要が多く売上高は減少したましが、下取り車の再販などに努めたことで利益については計画を上回る結果となりました。<農機自動車課農機部門> 農機事業については、需要期に米価安であったことが生産者の購入意欲を減退させたことで、コンバイン等の大型機械販売が伸びなかったことから、売上高、利益共に計画を下回る結果となりました。●加工部 現在、食品業界を取り巻く環境は、消費の低迷や価格競争の激化、原材料・光熱費の値上りなど厳しい状況が続いています。 4月には栗缶詰を中心に、消費税増税による駆け込み需要が3月にあったことで4~6月の実績が落ち込んだことや、夏場の悪天候で主力商品のゼリーの需要が伸びず苦戦販売となりました。 秋以降、引き合いの強い国産栗の販売を強化することもあり、中山栗を中心に製造販売を増産しました。また、12月には新商品の「紅まどんな」入り飲むゼリーの販売を開始し、ゼリー部門については、従来の販売ルートではなく新規販売ルートを模索して、3月1日より販売をスタートしましたが、実績は計画を大きく下回る結果となりました。 工場においては「顧客が満足する安全で安心な製品造り」を念頭におき、老朽化した設備の改修や、品質管理に対する意識向上を図りました。【企画管理部門】●総合企画室<企画課>

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