ディスクロージャー2016
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11<農産課> 野菜については、各関係機関と連携し、重点推進6品目(伊予ナス、長ナス、夏秋胡瓜、ピーマン、玉葱、枝豆)の生産拡大に向け推進を行い、新規・増反合せて95名、8.0haの実績を上げましたが、高齢化により栽培を中止する農家が多く振興計画面積目標をやや下回る結果となりました。また、夏季の降雨・日照不足により野菜全体の生産量は大きく減少しました(振興計画対比84%)。 花卉・花木は、振興計画に沿って順調に生産推進ができました。高品質生産に重要な球根、苗木の安定供給を図るため、関係機関と連携し、供給体制の構築に努めました。 米麦では、経営所得安定対策の加入促進を行い、米では、近年問題となっている心白・乳白といった高温障害に対する高温耐性品種「にこまる」の生産拡大に努めました。集荷量は、夏季の天候不良により不作となり、麦568t(振興計画対比89%)、米2,367t(振興計画対比94%)となりました。一等比率については、麦98%、米83%となり、米麦共に昨年に続き高い一等比率となりました。また、米価確保のため飼料用米への取り組みを実施しました。次年度は、JAによる米の直接販売を実施します。 畜産では、関係機関と連携し、口蹄疫や鶏インフルエンザ等の特定伝染病の発生抑制に努めました。また、飼料・素畜価格が高騰するなか、各経営安定対策への農家の参加を勧め生産基盤の維持を図りました。堆肥事業では、品質の向上と製造の効率化に取り組むと共に、堆肥の不需要期に助成を行い施用推進に努めました。●直販部 4年目を迎えた太陽市は、イベント・宣伝活動による効果、また情報発信のためメルマガ会員を増やすことにより、来客数は912千人と昨年より約8万人の来客増となりました。売上についても2.1億円増となり、昨年の113.2%と売上を伸ばすことができました。 アンテナショップひなたは、観光客へ柑橘等の試食を展開し、売上は昨年対比118%と伸び、えひめ中央のブランド産品のアピールに努めました。●販売部 平成27年度の農産物販売は、昨年同様に天候不順の影響を大きく受け、柑橘は表年でありながら加工向け原料が多く、生食向け数量確保に悩まされる展開となりました。価格面では高値基調で終始しましたが、一番の要因は味の評価が高かったことが挙げられます。野菜は全国的に市場入荷数量減であり管内も同様の傾向でありましたが、夏秋野菜については需要期の数量確保ができたことで、単価高で推移しました。<果実販売課> 温州みかんは、11月~12月にかけて気温も高く降雨が多かった影響で、浮皮果の発生や正品率低下につながり市場流通量が減少しました。そのため、年末に近づくほど価格は上昇しました。また、はれひめ・紅まどんなも年末・年始の商材として定着してきており温州みかんの流通量が少ないなか、高値での安定した販売となりました。 年明けの中晩柑類は、みかんの越年量も少なく柑橘類全般に引き合いが強い中で順調な販売となりました。宮内伊予柑は酸抜けが良い事から食味も評価され、売り場の棚を確保することができました。また、1月下旬に全国各地を襲った寒波被害により、2月中旬~3月にかけて流通する柑橘類の減少が確実なものとなり、比較的被害の少なかった当組合への出荷要請は更に強まり、終始高値での順調な販売となりました。 落葉果樹メインのキウイフルーツは、近年消費も安定していることと競合産地である福岡県産の生産量が減少したため、当組合に向けての出荷要請は非常に強く、最終販売まで価格を上げながらの販売となりました。 平成27年度も昨年に引き続き売り場の棚確保を目的とし、「食べてスマイルキャンペーン」を行いました。また、今年度新たにWebサイト「JAえひめ中央えひめ柑橘大学」を立ち上げ、当組合の主要柑橘に関する情報発信を開始しました。<園芸販売課> 野菜については、春先は降雨日が多く期待した花見需要等も少なく、各量販店での客足も鈍い状況から相場は安値安定でのシーズン開始となりました。しかし、天候不良による入荷減少から相場は徐々に回復し、5月のGWに関しても荷動きは順調となりました。入荷不足から契約品を中心に商談に苦慮する場面が多く見られました。夏場については頻発する台風被害や豪雨等により全国的に相場は高値で推移し、各市場からの出荷要請に追われました。管内については大きな台風被害はありませんでしたが、曇天多雨の影響から多くの品目で樹勢低下もあり、出荷量は少ないまま秋冬期を迎えました。しかし10月を境に需要期を外れた夏野菜中心に価格は低迷しました。年内については暖冬傾向から殆どの品目で前進出荷となり例年と比べ多い出回りから、相場は低調なままの越年となりました。1月下旬には厳しい寒波の到来から入荷量が全国的に激減し、価格は回復するも計画に対

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