えひめ中央レポート2019
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JAえひめ中央レポート2.金融商品の時価等に関する事項 ⑴ 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等 当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず⑶に記載しています。 ⑵ 金融商品の時価の算定方法 (資産)①預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円LⅠBOR・SWAPレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。②有価証券及び外部出資 株式は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格又は取引金融機関等から提示された価格によっています。また、投資信託については、公表されている基準価格によっています。③貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円LⅠBOR・SWAPレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、元利金の合計額をリスクフリーレートである円LⅠBOR・SWAPレートで割り引いた額に、帳簿価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として算定しています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としています。④経済事業未収金 経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から、貸倒引当金を控除した額(単位:千円)貸借対照表計上額時 価差 額預金172,264,681172,214,011△ 50,670有価証券4,122,5974,276,371153,773  満期保有目的の債券1,379,0531,529,098150,044  その他有価証券2,743,5442,747,2733,729貸出金(*1)81,460,723--  貸倒引当金376,932--  貸倒引当金控除後(*2)81,083,79085,018,6713,934,880経済事業未収金2,032,512--  貸倒引当金73,272--  貸倒引当金控除後(*3)1,959,2401,959,240-資 産 計259,430,308263,468,2934,037,985貯金266,990,581267,058,32567,743借入金25,35725,603245経済事業未払金3,867,8143,867,814-設備借入金445,560445,560-負 債 計271,329,312271,397,30267,988(*1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金87,365千円を含めています。(*2)貸出金(職員厚生貸付金含む)に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。(*3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。120

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