えひめ中央レポート2019
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⑶連結事業概況(平成30年度)① 事業の概況 平成30年度の当JAの連結決算は、子会社3社を連結し、関連法人1社に対して持分法を適用しております。連結決算の内容は、連結経常利益4億26百万円、連結当期剰余金2億25百万円、連結純資産232億22百万円、連結資産3,147億44百万円で、連結自己資本比率は13.75%となりました。② 連結子会社等の事業概況                 ㈱ジェイエイえひめ中央は、葬儀の施行件数が505件と計画に対して45件下回りましたが、施行単価の上昇と渉外部門の実績が計画を上回ったため、 葬祭事業の総利益は2億79百万円(計画比99.4%)となりました。 不動産・リース事業は人員体制の変更により、人件費が計画を大きく上回った影響で営業利益は計画を下回りました。 そのため、会社全体の事業総利益は2億87百万円(計画比99.2%)、営業利益は53百万円(計画比92.8%)と計画を下回りましたが、修繕積立金の取崩し益の影響もあって、当期純利益は31百万円(計画比113.5%、前年比142.3%)となりました。                 丸温松山中央青果㈱は、取扱数量が46千トン(前年比98.4%)、取扱高は111億29百万円(前年比95.2%)と数量減の単価安で終了しました。豪雨災害等の自然災害の影響で、柑橘の取扱数量が減少、また生産者の高齢化・担い手不足による夏果実等の生産面積減少で、果実取扱数量は11.7千トン(前年比95.7%)と減少しています。そのため営業利益は16,158千円(計画比33.3%、前年比88.6%)、当期純利益は10,822千円(前年比59.4%)となりました。                 ㈱伊予連合農協青果は、夏場の猛暑と暖冬の影響で野菜の取扱数量が1.1千トン(計画比85.4%)、取扱金額も計画比77.4%となったため、売上総利益が40,489千円(計画比92.5%)と落ち込み、営業損失は1,545千円となりました。但し、施設使用料等の営業外収益1,058千円の計上により、当期損失は614千円に留まりました。                 JAえひめ物流㈱は、夏季の自然災害の影響による野菜や食肉の運送が減少、また系統飲料製品の運送が減少した影響で、運送事業の売上高は61億13百万円(計画比98%)となりましたが、運賃原価の削減等で営業利益は33百万円(前年比184%)と前年を大きく上回りました。倉庫事業売上高は4億45百万円(計画比111%)と、関東地区の飲料製品の増加で堅調に推移しましたが、業務費の増加で営業利益は3百万円となりました。結果、会社全体の営業利益は36百万円(前年比112%)となり、経常利益は38百万円(計画比135%)、当期純利益は25百万円(計画比125%)となりました。株式会社ジェイエイえひめ中央丸温松山中央青果株式会社株式会社伊予連合農協青果JAえひめ物流株式会社(単位:千円、%)項   目平成26年度平成27年度平成28年度平成29年度平成30年度連結経常収益   (事業収益)24,829,84025,291,03324,265,27824,510,56523,386,773信用事業収益2,808,7562,814,2032,655,9722,699,7702,742,304共済事業収益1,548,0281,540,7971,539,3641,536,6701,425,776農業関連事業収益14,916,06014,799,46614,620,39114,551,56413,631,392その他事業収益5,556,9956,136,5645,449,5515,722,5615,587,299連結経常利益469,700692,532476,722719,610426,698連結当期剰余金312,322530,511255,208△ 1,601,990225,650連結純資産額24,433,79024,220,84724,580,78922,842,15323,222,264連結総資産額281,039,260285,858,511294,000,582305,232,739314,744,529連結自己資本比率18.00%17.71%16.68%14.81%13.75%(注) 「連結自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」(平成18年金融庁・農水省告示第2号)に基づき算出しております。⑷最近5年間の連結事業年度の主要な経営指標93

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