JAえひめ中央は5月22日、初夏の味である「唐川びわ」の出荷を伊予選果場で始めました。
初日は、伊予市内の生産者から集荷したびわ約3,400個を出荷。
今年産は、2月の寒波の影響で開花が遅れたため、1週間ほど生育が遅れているものの、生産者の努力により、果汁たっぷりで例年以上に甘い果実に仕上がっています。
生産者・向居元春さんの伊予市の園地では、順調に収穫が行われており、袋が掛けられたふっくらと丸く、鮮やかな黄橙色の「唐川びわ」を丁寧に1つずつ収穫しています。
向居さんは「草刈りや剪定などの維持管理に努めて大切に育てている。みずみずしいおいしさを多くの方に味わってもらいたい」と微笑みます。
管内では79戸の農家が栽培しており、6月下旬まで関東と地元市場を中心に出荷します。
カメムシの被害の大きかった昨年に比べ34%ほど多い約25.5㌧を予定。
JAえひめ中央伊予ブロックビワ部会では、「長生」「湯川」「田中」の3品種をリレー式で栽培し、収穫期の長期化による継続出荷に努めています。
伊予市の「ますます、いよし。ブランド」にも認定されている「唐川びわ」のジューシーなおいしさを楽しんでください。