【取材レポ】「第27回ぶどう果実品評会」開催

2025年09月13日

「伊台・五明こうげんぶどう」の認知向上と、生産者の意欲や栽培技術の向上につなげようと8月30日、「第27回JAえひめ中央ぶどう果実品評会」を伊台経済センターで開きました。

品評会には伊台・五明地区の生産者29人が丹精したぶどう果実が14品種、64点出品されました。
愛媛県やJA関係者ら4人の審査員が粒ぞろいや大きさ、着色等の比較審査を行い、地元伊台小学校の小学生らが育てた「藤稔」を含む20点の入賞を決定。

松山市の野志克仁市長は厳しい気象条件に言及し「生産者の工夫、苦労、努力の結実。夏のギフトとして贈ると大変喜ばれる。高品質な贈答品としての価値がさらに高まることを期待する」と称えました。

最高賞である松山市長賞を受賞した西森さんは「今年は梅雨明けが早く雨が少ない、日照りが続くなどの天候不順により苦労が多かったものの、品質の良いぶどうを生産できた」と喜びを話しました。

｡+ﾟ☆ﾟ👑入賞された皆さま　おめでとうございます！👑☆ﾟ+。

今年産は高温・乾燥に加え、鳥獣被害が拡大するなど栽培環境は厳しい状況であるものの、生産者の徹底した栽培管理により、食味良好で高品質に仕上がっています。JAえひめ中央では、10月中旬まで約109㌧を出荷する見込みです。